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農園事業と大学研究の
役割について

東海大学は開園時からユニバ―サル農園に参画しています。その目的は、この農園に参加した障がい者や引きこもりの人たちの精神状態や行動がどう変わっていくかを分析し、効果を検証することです。数カ月ごとに参加者へ睡眠時間や現状のストレス度、日常生活の送り方などのアンケートを取り、その変化を数値化して分析していきます。

対等な関係で支え合うことを実感

神奈川県では可視化された研究結果を農福連携への新規参入促進のために活用する予定です。また、学生(健康学部健康マネジメント学科)も開園時から毎週活動に参加しています。「農作業をする機会がないので、初めは鍬を持って耕すだけでも大変でしたし、種を撒く時も配置に気を付ける必要があることなどを知りました。障がいのある方たちが、自分ができないことをやっていてリスペクトできました/関口栄心」社会福祉士等「支援者としての勉強をしていたので、障がい者を支援される側として見ていたことに気が付きました。障がいのある人はそれぞれの場で活動していて、支援者はあくまでも見守る立場。支えて支えられてではなく、対等な関係で支え合って一緒に作業をするということを実感できました/山口あかね」。積極的に障がい者と関わる体験が大事だと感じたので、身近な人にこういう場があることを伝えていけたらと学生は考えています。「これから社会に出て障がい者と一緒に働くことがあったら、障がいをマイナスではなく、ひとつの個性や強みと捉えて接することが必要だと感じました/井上大志」。活動に学生が参加することで「普段一緒にいない人が参加して活動をともにすることはお互いを理解することにつながります。ユニバーサル農園を通して、若い人たちとこうして繋がれたことは本当にありがたい」と感想を話していただきました。

ユニバーサル農園の研究プロジェクト教員
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池内 眞弓

生活習慣病、認知症、うつ病などの予防·健康の維持増進を目指し地域における健康教育活動を実施。また食と健康、脳機能などに関する基礎研究を行い、基礎研究から応用へとトランスレーショナルリサーチを目指した研究を行っています。また、ストレス改善·認知症予防の効果の検証研究に関する研究も行っています。

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菅野 和恵

知的障がいや発達がいを持つ子どもや大人の心理的な特性や発達、また、支援方法について検討を続けています。また、知的障がいを持つ大人の方が、生き生きと働き続けるためのメンタルヘルスの評価法の開発や子どもの学習の困難さを、デジタルテクノロジーで補う方法についても研究しています。

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中越 章乃

長く精神科病院に入院している方の退院支援や機関連携について、実践現場の方々と共同研究をおこなってきました。また、精神障害を持つ方が一市民として地域で暮らし、やがて老いや死を迎えるとき、ご本人は何を望むのか、環境としてどのようなケアや体制が必要なのか等についても調査をおこなっています。

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